はじめに
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Favorite社の恐竜フィギュア、ケツァルコアトルスのレビューです。
このフィギュアは、タルボサウルスやディプロドクスなどと共に、2020年に発売されたばかりの新作です。
これまで紹介してきたフェバリット社のフィギュアと同じ、”ソフトモデル”のシリーズです。

ケツァルコアトルスという名前は、アステカ神話に出てくる文化・農耕・風の神様である「ケツァルコアトル」にちなんで名付けられたそうです。
現在化石が見つかっている中では最大級の翼竜で、翼開張は10〜11メートルあったと言われています。
最大ではなく”最大級”と書いたのは、今続々と新しい巨大な翼竜が見つかっているからです。
翼竜としてはあまりにも大きいため、本当に飛べたのかという議論があったそうですが、先日のNHKの某番組では、勇しく飛んでいる姿を見ることができました。
先日紹介したPapo社のケツァルコアトルスも合わせてご覧ください。
外観
まずはいろいろな方向から見てみましょう。




これから大空へ舞い上がろうとしているかのようです。
お次は、台座を外して上から見たところ。

前から見たところ。

フェバリットのソフトモデルはけっこう固い作りなんですが、ケツァルコアトルスの翼の部分はけっこう柔らかい印象を受けました。
大きさ
大きさは、95 × 195 × 115 mmです。
数字だけではわかりにくいと思うので、身近なものと比較してみました。
まずはいつもの液体ムヒと比較。

PILOTの万年筆のインクと比較。
普通の黒やブルーブラックに飽きた方に、この色はおすすめです。

同じフェバリット社のスピノサウルスの頭骨フィギュアと比較。

最後に、目薬と比較。

重さは、うちにあるTANITAのキッチンスケールで計ったところ、台座込みで24グラム、台座無しで15グラムでした。
細部
まず目を引くのが、この朱色のトサカと、山吹色のクチバシです。
舌もちゃんとあります。

台座です。
岩山の斜面の一部を切り取ったかのように見えますね。

裏側から見たところ。
真ん中の穴に、台座の棒が挿さります。

表から見た身体や翼の色は、鮮やかなオレンジベースです。

裏はアイボリーとライトグレーがベース。
浮き上がった血管の表現がリアルですね。

首には羽毛の表現が。
キリンと同じくらいの首の長さらしいですよ。

足の指は4本で、うち3本を揃えて飛んでいます。
流石に大き過ぎて、木にはとまれなかったと思うのですが、どうなんでしょうね。

おすすめのアングル
とにかく飛んでいる姿が美しいフィギュアです。
下から見ると、飛んでいる感が増しますよ。

でも、この角度も好き。

ここも良い。

こっちも良い。

世界最大の猛禽類コンドルの翼開帳が3.2メートルらしいので、翼開帳11メートルのケツァルコアトルスが実際に飛んできたら、恐怖かもしれませんね。
ぜひとも見たいですが・・・。
おわりに
コンドルは、ほとんど羽ばたかずに飛ぶらしいですね。
ケツァルコアトルスは、羽ばたいたんでしょうか。
それとも、グライダーのように風を受けながら飛んだんでしょうか。
タイムマシンがいつか本当にできたらいいですね。
死ぬまでに一度でいいから、恐竜が生きていた世界を見てみたいです。
でも、全てを知ってしまって、ロマンが無くなってしまうのも悲しいかもしれません。
ないものねだりをする生物、それが人間です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。